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北向きと、東向きの入り口を持った変則的な複合神殿のエレクテウス神殿。 工事は前420年に始められ、完成は前395年。 神殿の南側にあるカリュアティデスと呼ばれる6体の少女像の柱。 アッティカ芸術の極致とも言うべく優しい美しさがみなぎっている。 ギリシャの美術は、どれをとってみても動的で、温かさがあり、人間的である。 身体と精神の美しいプロポーションを目指しているからだろう。