IKUO photo album

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最後に着いた大原、寂光院。
天台宗の尼寺で、594年に聖徳太子によって建立された。
初代住職の聖徳太子の御乳人であった玉照姫以後、
貴族の姫らが法燈を守り続けた。
平清盛の息女、建礼門院が1185年9月に入寺し
源平の戦に破れて遠く壇ノ浦で滅亡した平家一門と
我が子安徳天皇の菩提を弔いつつ、終生をこの地で過ごされた。
寂光院という名前から、寂しいイメージを受けるが、極楽浄土の意だそうだ。